お店の水槽で動いている、生きているタラバガニは、
茹でたものと甲羅の色がずいぶん違います。
この紫がかった濃い色の甲羅が、 茹でると鮮やかな朱赤 になります。
加熱されていないので、甲羅や殻の部分が黒味がかった濃い紫です。
タラバガニの味噌は、冷めると一気に味が落ちますが、あたたかいうちなら味噌も美味しく召し上がっていただけます。
茹でてすぐに召し上がらない場合は、甲羅の中をホースなどで水を強く出し、内臓を洗い流してから茹でてください。
沸騰させた海水程度の塩加減の湯で、甲羅を下にして、湯がかぶるように落し蓋などをして茹でて下さい。
茹で時間は、大きさにもよりますが、オスの1.5kg前後のもので、30分ほど。
メスでは45分ほど目安になさって下さい。
甲羅の中を洗い流さない場合は、もう10分ほど時間をのばしてください。
茹でて召し上がるほかに、足の部分をバーベキューのように直火で焼いて召し上がっても、香ばしい香りといっそう濃い甘味がお口いっぱいに広がります。
焼きすぎると、ドリップが落ちてパサついた触感になります。
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